情報 ・ 活動報告

【活動報告】  東日本大震災災害支援活動 総括

■ 災害支援活動 「RQ 市民災害支援センター」

当法人では、平成23年3月11日に発生した東日本大震災の発生直後から、NPO法人日本エコツーリズムセンターが中心となり発足した「RQ市民災害支援センター」の協力団体として、宮城県登米市の拠点に入り、被災地への支援物資運搬に従事しました。発生直後ということもあり、テレビで見る光景を目の当たりに本当にショックを感じ、自然の猛威・恐怖というものを改めて思い知らされました。

南三陸町での物資運搬作業


■ 災害支援活動 -「SEAVERS 十三浜」

石巻市北上町十三浜においては、津波災害による河川に散乱した瓦礫回収を行う独自の災害支援活動 水辺のボランティア隊 「SEAVERS」を実施、第1陣から第8陣までの約200名が「小指地区」・「相川地区」・「小泊地区」の瓦礫処理作業に従事しました。本活動は、赤い羽根共同募金 災害ボランティア・NPO活動サポート募金の第1次助成事業として採択され実施しました。

各陣営の活動報告はこちら


■ 震災復興応援イベント「ありがとうを未来につなげたい」

平成23年9月20日 晴海客船ターミナルにおいて、石巻市北上町十三浜震災復興チャリティートーク&ライブ「ありがとうを未来につなげたい」が開催されました。このイベントは、当法人が支援活動を行った十三浜 相川・小指地区を中心とした様々な支援活動・復興の様子をスライドまた現地からの声とともに、3.11を振り返り、そして今後三陸に住む小さな集落を未来へつなぐための一歩として企画されました。


■ ビデオレターが届きました!

震災から半年後、宮城県石巻市十三浜の皆様から、当倶楽部理事長 中林及びボランティアに関わった全ての皆様へビデオレターが届きました。9/20開催した震災復興イベントで配信されました。


■ 復興に向けた取り組みをお手伝い!

水辺の清掃ボランティア隊で活動した北上町十三浜も、10か月が経ち、多くの瓦礫で覆われたあの土地は、大型重機によって片づけられ更地となりましたが、まだまだ復興のプロセスは、始まったばかりです。当法人では、震災発生直後から応援している十三浜をこれからも見守り続けるために、東京から応援ツアーの企画など、間接的な支援活動を行いました。

※ 本活動は、赤い羽根共同募金 災害ボランティア・NPO活動サポート募金の第4次助成事業として採択されました。


■ 復興応援ツアー

津波被害によって失われた集落では、産業も失われ過疎化が深刻な問題となっています。そこで、私たちは赤い羽根共同募金 第4次助成事業としてさまざまなニーズから、この地域に訪れる人の流れを作ることによって、復興支援を考えました。
復興応援ツアーは、東北復興支援!「がんばろう!水辺のまち十三浜応援ツアー」として、2月5日に行われる「春祈祷」というお祭りに合わせて現地に滞在、人の流れを作る目的と、瓦礫処理活動に参加したSEAVERSメンバーに向けて、その後の十三浜をご覧いただく目的で実施しました。また、皆さんから徴収した参加費の一部を宮城県漁業協同組合十三浜支所で募集する、十三浜わかめ復活支援サポーターとして寄付させていただきました。

※ 本ツアーは、観光庁による「東日本大震災等の影響を受けた地域へのモニターツアーの造成による旅行需要の創出に関する調査」ツアーとして採択され、ツアー経費の一部が助成されました。

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